自分が生きるのに
最低限必要なこと
人それぞれ
それは違うけど、
わたしは、あなたが
あなたの意志で
あなたでいてくれるのが
一番嬉しい。
わたしの父は
戦後、大震災の少し前に生まれ
街が破壊され
再生する真っ只中を
水道設備という仕事で
生きてきました。
ライフラインという
生活には欠かせないところに
携わって
父は自分の知恵を活かせる仕事が大好きで
趣味も仕事ってくらいに。
グローブみたいな手は
そのためのものみたいに。
時代も背景も
与えられたすべては
自分を生かせる幸せのために
誂えられているかのように
思うのです。
今も現役な彼から仕事を取ったら
何があるんだろうと思うくらい。
誰にだって
与えられたすべてがある。
今という時代も
自分の背景も
それから
みんな違う「好き」
みんな違う「視点」も。
誰かの期待に答えることじゃなく
誰に頼まれることじゃなく
自分だけのもの。
誰とも違う自分を
生きる役目がある。
それを信頼する自分がいるとき
無力だった自分から
溢れる自分に目覚めていく。
好きなものは好きと言っていい。